吹き溜まり

日々、浮かんでは消える取り留めもない感想の集積場

グリモアという業に決着をつける【はじめに】

グリモアというコンテンツとは

かつてスマートフォン向けゲームとしてApplibotより配信されていた本格学園ADV。

私立グリモワール魔法学園という魔法使いのための学校を舞台にした学園ファンタジー。プレイヤーはグリモアへ転校してきたある男子生徒。がっつりヘビーな本編ストーリーを読んだりグリモア生徒との会話が楽しめたりCUTEG先生の素晴らしいイラストが堪能できるソシャゲでした。

公式サイト:グリモアA~私立グリモワール魔法学園~ - 公式サイト

主たるゲーム自体はサ終済みで、現在はストーリーを閲覧できるオフライン版が公開されています。ちなみに公式Twitter等は今でも動いており、エスコートアプリをリリースする予定らしい。(なぜかサ終から2年経った2023年3月にスクスト2とのコラボした。)

グリモアとの出会い

正確な時期は覚えていないのですが2015年頃に始めたような気がします。当時YouTubeでの動画広告に一本釣りされてインストールした記憶。CUTEG先生のキャラデザがぶっ刺さり即DL。当時流れていたCMがコレ

youtu.be唯一この広告が流れていた時はスキップせずずっと見ていた記憶がありますね。

最初はキャラクターの可愛さに惹かれて始めたんですが、その後すぐにグリモアの世界観に魅了されていきましたね。割と王道な魔法学園ものという感じで、ファンタジーが好物の私にとっては導入から読んでいてすごく楽しかった……。

そして何より、ド初っ端のプロローグで「死」の概念を叩きつけてきたことが当時の自分にとってなかなかの衝撃だったんですよね。

当時の私はそれほど多くのコンテンツに触れてきたわけではなく、美少女ゲームと呼ばれるようなものはグリモアが初でして。それだけにオタクとしてまだまだ未熟だった私にグリモアというコンテンツはとても新鮮なものでしたね。

今の自分にとってのグリモア

一言で言い表すなら

オタクとしての基礎を作り、そしてオタク人生最大の後悔の象徴

基礎とは……

私は現在、アサルトリリィというコンテンツを猛烈に推しておりかなり熱心に追っかけているのですが、その原点はグリモアというコンテンツにかつて触れていたからだと思っています。(あとおそらく似た理由で結城友奈は勇者であるとかもすごく好きですね。)

アサルトリリィやゆゆゆに通じるものの元祖が自分の中に築かれたのはグリモアのせいだろうなと。

というのも、いずれのコンテンツも年端も行かない少女たちが世界のために命を賭して最前線で闘い続けている、といった作品。そうした中でキャラクター達は様々な想いや葛藤を胸に秘め、時にはその重圧に押し潰されそうになりながらもそれでも世界のためあるいは大切な誰かのためにボロボロになりながらも立ち上がり戦う。そんな儚い姿を見るのがとても好きでして。オタク形成期にグリモアの裏世界の面々を見て育ってしまったのでそういったものを好むようになってしまったわけなんですね……。

これがグリモアで築かれた基礎。そして基礎であると同時に後悔、オタクとしての業を背負うことにもなってしまいまして。

後悔とは

私は2度、この手を離してしまった……。

1度目は2015年当時、2度目は2019年頃。

1度目は単純にグリモアを開ける時間がそう多く取れなかったから。当時は自分のスマホでやっていた訳ではなく、家族共用のタブレットでやっていました。なのでどうしてもいつでも好きな時にできる訳ではなく、次第に開かなくなっていってしまい……。

2度目はそれから4年ほど後。出会いの部分でもちょろっと書きましたが、最初に手を出した美少女ゲームであり、新しいソシャゲに手を出すという時には毎回ずっとグリモアのことが頭の片隅にはあって。それで今度は自分のスマホに入れ直して再び追い始めました。

しかしながらストーリー重視のゲームであった為、どうしても現行イベントは最新ストーリーを踏まえたものになってしまう。なので、最新から大幅に遅れをとっているとイベントの話が理解できなかったりネタバレを踏む可能性が大いにあり、イベントに触れずらくなってしまい少しづつ離れていってしまいました。本当は本編ストーリーをさっさと追っかけて最新まで追いつけば良かったものの、そこそこの量があり尻込みしてしまっていたのと、別に今読まなくたって後でも読めるだろうという考えがあったせいで放置してしまって。(あと、当時は学生で学校の中で堂々とグリモアを開く勇気が無かった……)

そして、すっかりログインすらしなくなってしまったある時、グリモアはサービス終了を迎えてしまった。

なので今現在、未だにストーリーを読破できていません。

オフライン版の存在を知ってからもまだ読み進めることができておらず。

既にコンテンツとしてかなり好きなのですが、全てを読んでしまったら今以上に沼ることが目に見えているんですね。なにせリアルタイムでグリモアをやっていた当時よりもずっとオタクとして成熟してしまっており、コンテンツを噛み締めるようになってしまっているので。

そして、それと同時にこのコンテンツをフルで享受することができない事への悲しさ、かつて自らの手でこのコンテンツに背を向けてしまったことへの悔しさで本当にやりようのない気持ちを抱えそうで、あまりに重い業を背負うことになることが怖くて読めていないのです。なぜあの時読み進めることができなかったのか、もはやこのコンテンツの最前線に立って全身で浴びることは叶わないのかと絶対に後悔するだろうと。

ちなみにその後悔がずっと染み付いているせいで、アサルトリリィのソシャゲであるラスバレを辞められなくなっていますね。

きっと、引退してしまったらずっと後悔するだろうから……。

どこまで読んだの?

5部か6部くらいまで読んだような、気がする、ような……??

どれが最新に近いのかもう覚えていないのだけれど、北海道奪還編や裏世界の遊佐先輩と接触を試みようとしたところくらいまでは読んだかもしれない。

ただ全てのイベントストーリーを読んでいた訳ではなく、飛ばしたイベントも割とあったような。あとそもそも読んだのが3,4年前で既に細かいところで記憶が曖昧になってそう。

ネタバレ等はなれべく踏まないようにしていたので、完結したこと自体は知っているのですがどんな結末を迎えたのかは全く知らない状態ですね。

なぜ今?

元々、いつかは最後まで読み切りたいという思いはずっと抱えていました。(結局サービス終了後2年経った今も読んでいない訳ですが。)

ずっと尻込んでいたら、なんと2022年3月。スクールガールストライカーズ2とコラボしたじゃ無いですか。

別にスクストは知らないコンテンツだったし、コラボがなければ絶対触れることもなかったと思う訳なんですががグリモアを出されちまったらやるしかない。インストールしました。(なんでサ終したアプリがコラボしてんだよ)

その流れでツイッターで元転校生たちのツイートをちょくちょく見たりしてグリモアへのモチベーションが沸々湧いてきて。

スクストのコラボストーリーを読みながら、なんとなく公式YouTubeを眺めていたら「リバースレコードプロジェクト」なるものを見つけてしまい。

智花のキャラソンであるクロックワークラブロマンスを聴いて、めちゃハマる。

youtu.be

そしてグリモア最強(最恐)楽曲である風子のキャラソンWillを聴いてしまい、そのバックグラウンドが気になりすぎてもうストーリーを読むしかないと。

さらに言うと、そのうちエスコートアプリ「グリモアrefrain」がリリースされるというじゃないですか。となればリリース前の今のうちに履修するしかないと。

と、色々なタイミングの重なりやモチベーションの向上によりグリモアというコンテンツに決着をつける心づもりができました。

実際に読んでいく

オフライン版の「グリモアHistoire」で時系列順に読み進めていく予定です。

こちらのブログで各部ごとに簡単な感想とかをまとめながら読んでいきたいなと考えています。

あとはTwitterにて最新の感想を呟いたり。

アンディー@転校生 (@Andy_Grimoire) / Twitter

ちょっとした息抜きの際なんかにキャラクターエピソードの方も覗けたらと思っていますが、結構な量ありそうなんですよね。

でもまぁ、せっかくの機会なので本編ストーリー完走を目指して追っていきたい所存です。

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ttps://twitter.com/Grimoire_Staff/status/1607372693426536451?s=20https://twitter.com/Grimoire_Staff/status/1607372693426536451?s=20https://twitter.com/Grimoire_Staff/status/1607372693426536451?s=20