吹き溜まり

日々、浮かんでは消える取り留めもない感想の集積場

トウメイダイアリー 歌詞考察

はじめに

ラスバレ2周年記念で発表された楽曲「トウメイダイアリー」

本楽曲の歌詞について考察していきます。

自分なりの考察であり、正解を求めているものではないのでご了承を。

あくまで私自身が一番美味しく白米が喰えるような解釈になります……

youtu.beこちらのアサルトリリィ公式があげている動画と一緒に考察していきます。

コーラス部分は歌詞表示がなかったので割愛。(というかなんて言っているのか分からない)

歌割りとかもちょっと自信ないので割愛。担当キャラと重ねることで見えてくる部分もあるかも知れませんが今回はスルー。

歌詞考察

青空と星空は今日も(グラデーション)

昼と夜の境目はいつも曖昧。青空(昼)の延長線上には星空(夜)がある。「今日”も”」という歌詞から、それは毎日の事。つまり星空から青空へも途切れる事なく繋がっている。拡大解釈すれば、リリィとは女の子として仲間と過ごす日々とヒュージと命懸けの闘いをする戦士としての日々は常に区切りなく繋がっている、ということか。

約束もしないまま変わる

「約束」は解釈分かれそうなところではあるけれど、後ろの歌詞にも掛かってくる解釈としては友人との別れ際に言うような「また会おう」の一言か。その約束をする間もなく一日は移ろいゆく。

See you again

また会おう。また明日も友人たちと同じ笑顔でいたい、という願い。

言えること いつでも 当たり前に したいよ

なんてことない再会の約束ができる世界を当たり前にしたい。そのためにリリィとして闘っている。なぜなら、その約束を果たせない人がいる、再会を奪われた人が大勢いる世界だから。

声にならないサヨナラを知ってるから

なぜなら、「さよなら」の別れの言葉すら交わす事なく永遠の別れを知っているから。

一柳隊で言えば一柳結梨のこと。夢結で言えば二人のお姉様。神琳や梅も各々声にならないさよならを経験している。

サヨナラがカタカナになっているのは普通の別れの挨拶ではなく、死別の意味でのサヨナラだからか。

ノンタイトルな毎日、宝物なの めくってみて

なんて事ない、何の記念日でもない、名前のつくような日ではない毎日こそがとても大切なもの。そんな日々を紡いでいけることがリリィとしての幸せの一つ。今まで過ごしてきた日常を振り返ることを、日記になぞらえて「めくってみて」と表現。

 

Can you answer?

(あなたは?私たちは?)答えらるだろうか。

カタチのないものってどうやって守るの

問いかけの内容。形のないもの、目に見えないもの、透明なもの。それらの守り方って一体どうすればいいのか。

未来や 心や キミの純真なDream

例えば、世界の未来、大切な人の心、リリィとして女の子としての夢や理想

目に見えないものって永遠に消えない

前述の形のないものは、形がないからこそ決して消えることは無い

ねぇ、透明なダイアリーの種は

そんな目に見えないキモチの詰まった日々。名前の無いようななんて事ない形の残らないような日々こそが透明なダイアリー。そしてその日々を生み出す源。

(I will treasure it for the rest of my life...な)

直訳で「一生大切にする」。英語力ボロボロなのですが、for the rest of my lifeで「残りの人生で」、I will treasure itで「それ(透明な日々)を大切にしたい」という願い。

愛に違いないなぁ

透明なダイアリーの種に掛かってくる部分。ダイアリーを生み出すための源こそ愛に違いない。愛によってカタチの無いものを守っていける。つまりCan you anser? の答えになっている部分。

 

絶望が存在する理由 おしえてよ

例えば大切な人の死、守るべきものを失うこと、描いていた夢を失うこと。そういった絶望がどうしてこの世界にはあるのだろうか。

もしかして希望のプレリュードかい

絶望は次の希望を描くための前奏曲なのかもしれない。世界は青空と星空のように途切れる事なく繋がっているように、一度絶望が訪れてもいずれ希望へとグラデーションしていく。

その手を離さないよきっと

助けるため繋いだ手。分かりあうために伸ばした手。それを離すことはしない。絶望で諦めないために、その先の希望を見据えるために。

この歌詞見た時、君の手を離さないが脳裏をよぎりましたね。そっちと重ねるとまた見えてくるものもあるかも……??

だけどね錆びはしないずっと

手を繋ぎ続けて、想いを抱き続けてどんな境遇に遭っても、どんなに時が経ってもその気持ちは色褪せない。

歪な想い何カラット

カタチの無いものを守るための愛は時にはただの理想に過ぎなくて歪に見えるかも知れない。でもその愛は宝石のようで一体どれほどの重さがあるのだろうか。

輝きはJust Your Smileだ

宝石(想い)の輝きはキミの笑顔そのもので、その笑顔を守るための宝石なんだ。

ノーリーズンな勇気、特別じゃない

人を守るため、世界を守るために戦う。そのために湧いてくる勇気に理由なんてない。特別な理由がある訳じゃなく、ただ純粋に自然に湧き出す勇気。

そうContinue

その気持ちはずっと続いていく。

 

一人きりじゃ無理だって

一人で闘い続けること、一人で抱え込むこと。それにはどこかで限界がある。

言ってくれたの嬉しい

仲間に助けを求めること、それができるようになっていった。例えば、夢結。かつては孤高のリリィとして独りで戦っていた。当時は梅に助けを求めることなんてしなかっただろう。けれど梨璃というシルトを得て、一柳隊という仲間を得て共に戦うことの意味、弱さを見せることの意味を知った。梨璃にとっては夢結そうして心を開いてくれたことが何よりも嬉しかっただろう。

もちろん夢結だけじゃない。鶴紗や神琳だって同じように一人で戦っていた時期はあった。けれど一柳隊の仲間と出会って変わった。

全力だしきらなくちゃ

大切な貴女が私に助けを求めてくれたのだから、それに応えなければ。そのために全力でその瞬間を闘わなくては。

素晴らしい明日が待ってる

きっと今日の戦いを凌げば、きっと明日は思い描くような明るい日が待っている。だって透明な日々はグラデーションのように今日と繋がっているのだから。

あなたのためならね

貴女の為に戦うと決めた、守りたいと思った貴女の為だから。

強くなれちゃうから

そのために振るう力なら、より一層強くなれる。

なんだってできる

そのために振るう力なら、どんな不可能も可能にできる。きっと奇跡も起こせる。

大好きだから

だって、他でもない貴女のことが大好きだから。

ずっと一緒だよ

その力があればきっと貴女を失わない。きっといつまでも隣にいれるはず。

 

I understand!

Can you answerとの対比。今までの問いかけに答えが出た。カタチの無いものをどうやって守るのか分かった。

カタチのないものだってきっと守りたい

目に見えない、心で感じることしかできない透明なものも守っていきたい。

人や物や街と違って形がなくたって壊すこと無く守りたい。

思い出や 願いや キミのしあわせ

カタチのないものって例えばこういったもの。

何気ない日々の思い出、リリィとしての願い、大切な貴女の幸せ...

目に見えないものだから永遠なんだ

カタチが無いからこそ、壊れる事なくどこまでも紡いでいくことができる

ねぇ、透明なダイアリーは今も

目に見えないキモチを紡いでいく、名前の付かない日々は今でも

(I will treasure it for the rest of my life...な)

一生大切にしたい、そんな願い

愛で止まらないんだ

愛が止まらない、愛(想い出)が溢れているんだ

愛で守るからダイアリーは永遠なんだ

 

My Precious 透き通るような

私の大切なもの。それは透明で透き通っているもの。

Your Precious 想い綴られた

貴女の大切なもの。それはこれまでの想いが刻まれたもの。

ダイアリー これまでのキセキ 永遠だって

ダイアリー(日記)はこれまで紡いできたリリィとしての日々。そして仲間と共に描いてきた軌跡と奇跡。カタカナなのはダブルミーニングなのでは。

それらはトウメイでカタチの無いもので、だからこそ永遠なんだ。

My Precious 透き通るような

私の大切なもの。それは透明で透き通っているもの。

Your Precious 想い綴ってく

貴女の大切なもの。それはこれからの想いを記していくもの。

ダイアリー これからもキセキ Forever...

これから紡いでいくリリィとしての日々。そして仲間と共に描いていく軌跡と奇跡。

これから先のトウメイなダイアリーも永遠に...

「トウメイダイアリー」というタイトルについて

歌詞考察の中でも何度もいってきましたが、

トウメイ → 目には見えない、カタチの無い

ダイアリー → これまで紡いできた日々や想い出、そしてこれから紡いでいくもの

それらを踏まえて、

沢山の愛で綴られたこれまでの記憶、そしてこれからの日々という希望

そういった意味合いが込められているのかなーと。

そして、トウメイダイアリーとはまさしく愛そのものに違いないなぁ。

さいごに

ラスバレ2周年でリリースされたこの楽曲ですが、一番最初の発表は22年12月にあったサマーライブ上映会だったんですよね。私はあの時参加したのですが、今でも覚えています。

当時はあの河口湖でのライブが最後のステージ(まぁその後のブシロ記念ライブもあったんですがこっちは不参加)と覚悟していましたし、その思い出を振り返るための場としての上映会という気持ちでした。もちろん大いにその側面はあったのですが、それ以上に一柳隊のこれからが示されたという事実があまりにも嬉しすぎて……

きっとあのライブがあまりに奇跡的で感動的だったからこそ、多くの(偉い)大人達の心を動かすことができてこの楽曲に繋がったんだと勝手に思っています。そして23年7/2の新たなライブが開催できることになったと。

考察してて思いましたが、今回の楽曲はとても希望に満ちた曲だな思いましたね。今までのことを肯定的に捉えていて、その過去があったからこそこの今がある。そして愛によって紡がれた今があるように、これからを期待する。まるでこの楽曲が生まれるまでの経緯をそのまま一柳隊に重ねているような歌詞だなぁと。

私はアサルトリリィというコンテンツが大好きですし、このコンテンツが見せてくれた景色に何度も感動しました。だからこそ一度区切りを迎えた後の今、ダイアリーの新しい1ページ目にはとても期待しています。気持ち的にはフィナーレの続きという感じ。だから今度のライブ「トウメイダイアリー NextPage」という題目が持つ意味は個人的にとても刺さりました。

 

長くなってきたのでこの辺で。トウメイダイアリーとても良い曲です。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

グリモアという業に決着をつける【第1部】

プロローグ

うの助からこれから魔法使いとして学園生活を送るうえでの心構え的なものを教えてもらえる。魔法使いとは最前線で魔物と戦い、時には死と隣り合わせの状況の中生きて行かなきゃいけない。だからこそ日々の学園生活を謳歌し、仲間と過ごす時間を大切にしような、的な。

グリモアの世界観が全く分からない状況でいきなりメインヒロインの最期をチラ見せしてくるのホントさぁ。「グリモアってこういうコトするコンテンツだからよろしく」っていうメッセージがよく伝わってくるよな。初見当時ホントにインパクトがありましたね。

シリアスあるけど、美少女ゲーとしての要素もたっぷりだから安心してな!的なやつ。

今でこそシリアス要素に大変惹かれているわけですが、DLした当時は美少女要素に釣られて始めていたので正直ちょっとワクワクしたよね。

第1話 [はじめまして魔法学園!]

導入ということもあり、智花からグリモアで生活する上での基本的なことについて色々教えてもらうことに。とりあえず最初のクエストに出て魔物と戦う。戦闘自体は智花が前線で闘い、転校生は後方からの魔力支援。どうやら転校生は特異体質であり、膨大な魔力を持ち、それを他人に譲渡できる能力を持っているらしい。

また、クエスト以外ではメインシナリオに関わってきそうな色んな派閥が出てきた。報道部、生徒会、風紀委員会、精鋭部隊等々。

この第1話だけでなんとなくの世界観や雰囲気は掴めるんじゃなかろうか。既にいろんな設定がちょろちょろ出ており、これからの展開に期待が持てるような内容。

例えば、魔力譲渡の能力。有史以来初めて確認された能力みたいだけど、転校生君の出自が気になるところ。

そして霧の魔物。魔法使いたちはこの霧から生まれる魔物と戦っている訳だが、倒すと消滅する(また霧に戻る?)らしい。霧が集まって形を成すみたいだが、発生の原因を突き止めない限り永遠に解決しないよね。そこんとこはグリモアの生徒であり研究者の宍戸結希が調べているらしいが。

あと、今回結構印象に残っているのが生徒会長、武田虎千代。生徒自治で運営されているグリモアのトップ。裏表なくてめちゃめちゃ頼りになる感じ。人望厚いタイプだ……普通にすき。そして会長から言われたのが、学外の者が接触を試みてくることがあるかもしれないがそれに応じる必要はないとのこと。転校生君の特異体質故、色んな研究機関に狙われる可能性がある。が、グリモアの生徒である以上応じる必要は無いしそのための生徒自治であると。

会長の口振からしてアサリのGEHENA的な研究機関があるんだろうなぁと思ったり。

最後にちょろっと出てきたアイラちゃん。ロリキャラかと思ったらのじゃ口調(というかロリババァ)。かわいい。過去にゲーム内人気投票で1位獲ってたしな。しかも結構シナリオに関わってきそうな雰囲気を出している。私、気になります!

第2話 [夏海ちゃんの突撃取材!特派員は見た!]

続いて、報道部の夏海とクエストへ。街にスライム型の魔物が出たとのこと。何故か部長はクエストが発令される前に既にその情報を知っていた。明らかに只者ではないよねこの人。

スクープって言っていたし街に魔物が出るのは珍しいことみたい。霧から生まれるんじゃどこに現れても不思議はなさそうだけど、人の生活圏には魔物が出にくい理由でも何かあるのかね?アサリでいうところのエリアディフェンス的な技術でもあったり?

魔力測定をやってみたところ測定不能と。魔力量は無限にほど近いのでは。毎度思うけど、転校生って一体何者なのよ。

とんでも無い体質ゆえに今後テロリストや反政府勢力から狙われる可能性もある。だからこそ転校生にはそのことを自覚して行動するようにと。

 

散歩部のふわふわした雰囲気好きだなー。

第1話から引き続き、いろんなキャラクターがちょろっと顔出しで出てきてます。そこそこキャラ数がいるのでとりあえず早めにストーリーの中で第一印象だけは与えておいてくれるのはありがたいよね。

第3話 [怜、推して参る]

怜とのクエスト。人面樹という魔物が神凪神社に現れたらしい。前回のスライムに引き続き短期間に連続で人の往来がある場所での出現。生徒会、結希あたりは第七次侵攻の前触れではと警戒。相変わらず遊佐は驚く様子は無く、おそらくこうなることは知っていたっぽい。どこまでも底がしれない人物だ。

過去に6回、魔物の大規模な侵攻があり日本では第六次侵攻で北海道が陥落してしまったとのこと。まだ転校生はグリモアに来たばかりだというのに結構不穏な流れですねぇ。

魔物が人里には現れづらいという話、そもそもの人目が多いので霧が魔物の形に形成されたとしてもごく初期の非常に弱い段階で発見され対処される事がほとんどだからクエスト対象になるような魔物はまず現れない、ということのようで。魔物は形が形成されてから時間が経てば経つほど強力になっていく。ということは陥落した地域(話に出てた北海道など)では相当の強さになっているんだろうな。侵攻当時以上に力を増しているだろうし、奪還は相当の労力が必要になるよな。とはいえそうやって手をこまねいているうちにも魔物は力を増すんだから、難儀な話だなと思うわけで。

ちなみにこちら今回のクエストで手に入る怜のカードイラスト。とんでもなく可愛かったので。というか怜に限らず、個人的にCUTEG先生の描くイラストはマジで破壊力半端ないのでスクショをパシャパシャ撮るしすぐにそのキャラクターも好きになっちゃう。ちょろいオタクです。

第4話 [もも、出勤します!]

今回はももとクエストへ。前々回に引き続き再び街に魔物が出現。もものバイト先の近くに出たらしくももが率先してクエストを受注。一方で生徒会では連続する人里への魔物の出現から第七次侵攻の前兆と断定。それに備えて学園全体で戦力増強のため訓練強化が入っているそうで。そろそろ魔物の動きも本格化してきそうで緊張感が高まってきましたね。

それ以外に始祖十家の紹介なんかもありましたね。世界に最初に生まれた魔法使いの家系。世界各地で同時期に現れたそうな。日本では我妻という家系。アメリカでヒーローとして活躍しているコズミックシューターという人もイギリスの始祖十家の血を引いているのだとか。ちょっとまだコズミックシューター自体よく知らんけど。魔物の発生と同時に魔法使いも現れたってとこから何かしらの因果関係はあるんだろうなと推測。どちらも霧に由来する何かなのか。そもそも魔法使い自体があるとき覚醒するものらしく、どういう原理で普通の人間から魔法が使える体になるんだろうか。

おい転校生!そういうとこやぞ!!

ももがバイトをしているのはお金のためではなく、純粋に人の笑顔を見ることが好きだから。そしてこの街とそこに暮らす人々が好きだから。すごい良い子じゃん、もも。ヒロイン力がバチバチに高い。

精鋭部隊の月詠とも交友があるらしいが今回はそんなに描写はされなかった。後々そこの関係性も話に出てくるのかな。

第5話 [ランデブーwith熟しすぎた少女]

アイラとサワガニ退治のクエスト。どうやら執行部から直接アイラにクエストが下りたらしい。執行部がどんな思惑で動いているのかわからんのよな。一般のグリモア生徒には伝えていない事実とか色々隠していることも多いらしい。

あと、魔法使いと一般人での軋轢なんかも話に出てきたね。そりゃこんな世界観なら互いに差別意識が生まれてしまうってことも当然ちゃ当然か。グリモアでは魔法使いとして戦いについて学ぶのはもちろんのこと、こうした魔法使いとしての社会に対する立ち振る舞いみたいなところも当然学んでいかなきゃいけない。こういうところをちゃんと描写してくれると物語に深みが出るのでとても好印象です。

科研、多分ゲヘナみたいなやべー奴らがいるところなんだろうな。強化リリィ的な人為的に魔法使いにされた人とかいない?大丈夫?

あ、今回はアイラちゃんとコミュニケーションが取れて、ボイスも聴けてたので満足です。好きなキャラは結構いるけど、アイラもいいよね。

第6話 [野薔薇姫と書いてパーフェクトと読む]

野薔薇家の姫さんとのクエスト。なんと学園内に魔物が発生。いよいよ持って第七次侵攻の発生が直近に迫ってきた。

色々とシナリオに大きく関わってきそうな謎も少しずつ出されてきて面白くなってきたわね。

コロシアムの地下には何かがある。魔物には指揮官がいて、その指示で出現している。

大垣峰は危険地域であるもののとある事情により一般にはカモフラージュされている。そして梓は何故かそれを知っている。遊佐や結希はそこら辺のことを知っていても別に不思議はないのだけれど、梓に関してはイマイチ掴みきれない。便利屋として様々な派閥から重宝されているが、本人の目的が全く表に出てきていない……?

姫、所謂お嬢様キャラで自らの出自を鼻にかけているところはあるんだけど必要以上に高飛車なキャラじゃ無いからいいね。常に野薔薇の後継者であるために自らも完璧たらんとする姿勢ではあるんだけど、それ故に自らの非を認める事ができるタイプ。まだまだ少女らしい幼い部分もあるけれど、それでも自らの理想と今の現実との差異をちゃんと認識できている。昔はそんなに考えた事なかったけれど、今見ると悪くないキャラクターだなと思ったり。

第7話 [天に愛された軍神]

生徒会長とのクエスト。タイコンデロガ討伐のクエスト中に洞窟が崩落、転校生たちと他の生徒が分断されてしまう。

一方学園では誰よりも早く洞窟崩落による会長の行方不明をチトセが言い当てる。予知の魔法が使えるのではと。また執行部から卯の助の呼び出しがかかった模様。彼の肉体の再調査?

さてさて、物語が動き出してきましたね。色んな派閥が様々な思惑で動いているようだ。今回は特にチトセって一体何者なんだというところが最大の疑問点か。まぁ私はチトセの正体が判明するくらいまでは読んだ記憶があるので、そのことを考慮して読むと色々と合点がいく点が多くてよく練られたシナリオだなーと感心していました。例えばチトセが「転校生がいるから会長は無事である」、といった発言をしていたりとか、結希がチトセについて調べる際に言った「この地球で生まれたのならどこかに必ず出自についての情報があるはず」、とか。裏を返せば、もし転校生がいなければ?もしどこにも情報が無かったとすれば?

チトセ周りは知っていたのでそういう見方ができて面白かったのですが、逆に執行部関連についてはそこまで読んだ記憶がないのでどういった思惑があるのか本当にわからない。というか卯の助の技術についてもよくわかってないので純粋に謎として面白かった。今後どういった動きを見せるのか楽しみですね。

会長マジでかっこいいな。カリスマ性がある。読んでて会長がいる安心感すごいし、すごい人格者だから会長の辿る道をついていきたくなるわ。

最後に魔物の大量出現が観測されたっぽいし、いよいよ第七次侵攻が始まるのか。

その他雑記

メインストーリー以外でも、討伐強化週間のストーリーなんかで結構世界観の掘り下げやストーリーの補足なんかを想像以上ちゃんとやってくれるから意外に侮れない。

とはいえまだ第1部だし、そこまで核心に迫る内容はないですね。まずは世界観の構築と魔法使いたちの常識、知らないこと、解明できていないことを転校生の視点を通してプレイヤーに示していく。遊佐、チトセあたりはめちゃめちゃ怪しく描かれているけどその真相は全く分からない。あと、梓が実はかなりの実力者で多くの情報網を持っていることが示唆されていますが、目的はまだ見えないですね。

そして1部のラストである第七次侵攻。学園生の死者ゼロで終結。今までの侵攻では学園生の死者はいつも数名は出ていたとか。今回の結果はかなり快挙と言えるのかな。ストーリー内でもちらほら言っていたことですが、やはり人類側の備えが強力になってきているみたいですね。そして何より実力派の生徒が十分に揃っていることも大きな要因とか。これがたまたまなのか、それとも何かしらに仕組まれたことなのか。そこまでについては流石にまだ見えてこないですが、頭の片隅には残しておこうかなと。

最後に旧科研の名前が出てきたりとこれから明るみになりそうな問題もまだまだありそうですね。ここから始まるグリモアのストーリーが楽しみですね。

グリモアという業に決着をつける【はじめに】

グリモアというコンテンツとは

かつてスマートフォン向けゲームとしてApplibotより配信されていた本格学園ADV。

私立グリモワール魔法学園という魔法使いのための学校を舞台にした学園ファンタジー。プレイヤーはグリモアへ転校してきたある男子生徒。がっつりヘビーな本編ストーリーを読んだりグリモア生徒との会話が楽しめたりCUTEG先生の素晴らしいイラストが堪能できるソシャゲでした。

公式サイト:グリモアA~私立グリモワール魔法学園~ - 公式サイト

主たるゲーム自体はサ終済みで、現在はストーリーを閲覧できるオフライン版が公開されています。ちなみに公式Twitter等は今でも動いており、エスコートアプリをリリースする予定らしい。(なぜかサ終から2年経った2023年3月にスクスト2とのコラボした。)

グリモアとの出会い

正確な時期は覚えていないのですが2015年頃に始めたような気がします。当時YouTubeでの動画広告に一本釣りされてインストールした記憶。CUTEG先生のキャラデザがぶっ刺さり即DL。当時流れていたCMがコレ

youtu.be唯一この広告が流れていた時はスキップせずずっと見ていた記憶がありますね。

最初はキャラクターの可愛さに惹かれて始めたんですが、その後すぐにグリモアの世界観に魅了されていきましたね。割と王道な魔法学園ものという感じで、ファンタジーが好物の私にとっては導入から読んでいてすごく楽しかった……。

そして何より、ド初っ端のプロローグで「死」の概念を叩きつけてきたことが当時の自分にとってなかなかの衝撃だったんですよね。

当時の私はそれほど多くのコンテンツに触れてきたわけではなく、美少女ゲームと呼ばれるようなものはグリモアが初でして。それだけにオタクとしてまだまだ未熟だった私にグリモアというコンテンツはとても新鮮なものでしたね。

今の自分にとってのグリモア

一言で言い表すなら

オタクとしての基礎を作り、そしてオタク人生最大の後悔の象徴

基礎とは……

私は現在、アサルトリリィというコンテンツを猛烈に推しておりかなり熱心に追っかけているのですが、その原点はグリモアというコンテンツにかつて触れていたからだと思っています。(あとおそらく似た理由で結城友奈は勇者であるとかもすごく好きですね。)

アサルトリリィやゆゆゆに通じるものの元祖が自分の中に築かれたのはグリモアのせいだろうなと。

というのも、いずれのコンテンツも年端も行かない少女たちが世界のために命を賭して最前線で闘い続けている、といった作品。そうした中でキャラクター達は様々な想いや葛藤を胸に秘め、時にはその重圧に押し潰されそうになりながらもそれでも世界のためあるいは大切な誰かのためにボロボロになりながらも立ち上がり戦う。そんな儚い姿を見るのがとても好きでして。オタク形成期にグリモアの裏世界の面々を見て育ってしまったのでそういったものを好むようになってしまったわけなんですね……。

これがグリモアで築かれた基礎。そして基礎であると同時に後悔、オタクとしての業を背負うことにもなってしまいまして。

後悔とは

私は2度、この手を離してしまった……。

1度目は2015年当時、2度目は2019年頃。

1度目は単純にグリモアを開ける時間がそう多く取れなかったから。当時は自分のスマホでやっていた訳ではなく、家族共用のタブレットでやっていました。なのでどうしてもいつでも好きな時にできる訳ではなく、次第に開かなくなっていってしまい……。

2度目はそれから4年ほど後。出会いの部分でもちょろっと書きましたが、最初に手を出した美少女ゲームであり、新しいソシャゲに手を出すという時には毎回ずっとグリモアのことが頭の片隅にはあって。それで今度は自分のスマホに入れ直して再び追い始めました。

しかしながらストーリー重視のゲームであった為、どうしても現行イベントは最新ストーリーを踏まえたものになってしまう。なので、最新から大幅に遅れをとっているとイベントの話が理解できなかったりネタバレを踏む可能性が大いにあり、イベントに触れずらくなってしまい少しづつ離れていってしまいました。本当は本編ストーリーをさっさと追っかけて最新まで追いつけば良かったものの、そこそこの量があり尻込みしてしまっていたのと、別に今読まなくたって後でも読めるだろうという考えがあったせいで放置してしまって。(あと、当時は学生で学校の中で堂々とグリモアを開く勇気が無かった……)

そして、すっかりログインすらしなくなってしまったある時、グリモアはサービス終了を迎えてしまった。

なので今現在、未だにストーリーを読破できていません。

オフライン版の存在を知ってからもまだ読み進めることができておらず。

既にコンテンツとしてかなり好きなのですが、全てを読んでしまったら今以上に沼ることが目に見えているんですね。なにせリアルタイムでグリモアをやっていた当時よりもずっとオタクとして成熟してしまっており、コンテンツを噛み締めるようになってしまっているので。

そして、それと同時にこのコンテンツをフルで享受することができない事への悲しさ、かつて自らの手でこのコンテンツに背を向けてしまったことへの悔しさで本当にやりようのない気持ちを抱えそうで、あまりに重い業を背負うことになることが怖くて読めていないのです。なぜあの時読み進めることができなかったのか、もはやこのコンテンツの最前線に立って全身で浴びることは叶わないのかと絶対に後悔するだろうと。

ちなみにその後悔がずっと染み付いているせいで、アサルトリリィのソシャゲであるラスバレを辞められなくなっていますね。

きっと、引退してしまったらずっと後悔するだろうから……。

どこまで読んだの?

5部か6部くらいまで読んだような、気がする、ような……??

どれが最新に近いのかもう覚えていないのだけれど、北海道奪還編や裏世界の遊佐先輩と接触を試みようとしたところくらいまでは読んだかもしれない。

ただ全てのイベントストーリーを読んでいた訳ではなく、飛ばしたイベントも割とあったような。あとそもそも読んだのが3,4年前で既に細かいところで記憶が曖昧になってそう。

ネタバレ等はなれべく踏まないようにしていたので、完結したこと自体は知っているのですがどんな結末を迎えたのかは全く知らない状態ですね。

なぜ今?

元々、いつかは最後まで読み切りたいという思いはずっと抱えていました。(結局サービス終了後2年経った今も読んでいない訳ですが。)

ずっと尻込んでいたら、なんと2022年3月。スクールガールストライカーズ2とコラボしたじゃ無いですか。

別にスクストは知らないコンテンツだったし、コラボがなければ絶対触れることもなかったと思う訳なんですががグリモアを出されちまったらやるしかない。インストールしました。(なんでサ終したアプリがコラボしてんだよ)

その流れでツイッターで元転校生たちのツイートをちょくちょく見たりしてグリモアへのモチベーションが沸々湧いてきて。

スクストのコラボストーリーを読みながら、なんとなく公式YouTubeを眺めていたら「リバースレコードプロジェクト」なるものを見つけてしまい。

智花のキャラソンであるクロックワークラブロマンスを聴いて、めちゃハマる。

youtu.be

そしてグリモア最強(最恐)楽曲である風子のキャラソンWillを聴いてしまい、そのバックグラウンドが気になりすぎてもうストーリーを読むしかないと。

さらに言うと、そのうちエスコートアプリ「グリモアrefrain」がリリースされるというじゃないですか。となればリリース前の今のうちに履修するしかないと。

と、色々なタイミングの重なりやモチベーションの向上によりグリモアというコンテンツに決着をつける心づもりができました。

実際に読んでいく

オフライン版の「グリモアHistoire」で時系列順に読み進めていく予定です。

こちらのブログで各部ごとに簡単な感想とかをまとめながら読んでいきたいなと考えています。

あとはTwitterにて最新の感想を呟いたり。

アンディー@転校生 (@Andy_Grimoire) / Twitter

ちょっとした息抜きの際なんかにキャラクターエピソードの方も覗けたらと思っていますが、結構な量ありそうなんですよね。

でもまぁ、せっかくの機会なので本編ストーリー完走を目指して追っていきたい所存です。

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ttps://twitter.com/Grimoire_Staff/status/1607372693426536451?s=20https://twitter.com/Grimoire_Staff/status/1607372693426536451?s=20https://twitter.com/Grimoire_Staff/status/1607372693426536451?s=20

立ち上げ

挨拶

ごきげんよう

アンディーもしくはクロムウェルという者です。

普段はインターネットの端っこに潜んでいるただのオタクです。

ここは一体

一オタクとしてアニメやゲームなどのコンテンツにしばしば触れており、それらの感想や考察なんかを時々Twitterに放り投げていました。

しかしTwitterでは色々と制限や限界があり、思ったこと全てを書き残しておく事が難しいと思うようになりまして。

そこでブログという形でネタバレや周りの目など変な気を使わずに、なんでも書き残せる場が欲しいと思いここを開設したという次第でございます。

ブログであれば文字数の制限もなく、冒頭で注意書きさえすればネタバレを含む感想だっていくらでも残せますので。

それにブログは遡ることが容易です。過去の自分の所感を堆積させるのにはSNSよりも都合が良い。何せTwitterは日々の中身の無い呟きで過去に自分が感じた様々な感想が奥深くへと流れていってしまうので。

何について書くのか

私が普段追っているコンテンツについて、何かしら感じた事があれば都度残していければなと。

アサルトリリィ、グリモア、フロムゲー、ミスチル、その他最近触れたコンテンツについて等々。

Twitterよりも多少文章として纏めつつ、ふと気づいた時に雑記としてラフに書き残していければなと。

もしご興味のある話があればその時は適当に覗いていただければ幸いです。

 

ちなみに、ブログのタイトルである「吹き溜まり」はダークソウル3DLCで登場したエリア名から取っています。

世界の様々な残骸が最終的に流れ着く場所、それが吹き溜まり。

その様子から私のオタクとしての様々なコンテンツの雑記がこの場所に溜めていきたいなという想いからこの名前をつけました。